この記事でわかること
- 食あたり(牡蠣)でダウンした管理人の体験談
- 映画に登場する“食中毒”シーンのあれこれ
- コメディの金字塔『フライングハイ』と倒錯的ラブロマンス『ファントム・スレッド』の簡単紹介
- 体調管理と映画鑑賞の切っても切れない関係
はじめに
当ブログ「ねことシネマ」にお越しいただき、ありがとうございます。みなさん、体調はいかがでしょうか。私はというと、しばらく更新が滞ってしまいました。原因は「牡蠣」の食あたりです。今週の火曜、実は『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』のBlu-rayが届いたので、早速観ようとわくわくしていたのですが、夕方あたりから妙に寒気がして、胃の中がざわざわ……。もしやと思ったら案の定、日曜に食べた牡蠣のホイル焼きが“怪しかった”みたいで、加熱が甘かったのかもしれません。
一晩寝れば治るだろうとタカをくくっていたら、熱と腹痛がひどくなり、ついには吐き気まで。食欲が消え失せると、なんとも気力も出ませんね。2.5日ほど寝込む羽目になり、せっかく毎日更新を目指していたブログもストップしてしまいました。こんなとき「わが家の猫・ハル」が寄り添ってくれたのはありがたかったのですが、そもそも映画鑑賞すらままならず、退屈と闘う日々。そこで今回は、寝込んでいた間にふと思い浮かんだ「映画の食中毒シーン」について、ちょっと語ってみようと思います。
あらすじ(ピックアップ作品編)
『フライングハイ』(1980年)
飛行機パニック映画のパロディとして有名なコメディ作品。機内食の“魚料理”が原因で乗客も乗員も続々倒れ、パイロット不在のまま飛行機が大混乱に陥るという荒唐無稽な展開です。とにかくギャグが次から次へと押し寄せ、アメリカンすぎるノリに「どう受け止めればいいの?」と戸惑う部分もありますが、頭を空っぽにして楽しむには最高の一本。後のコメディ映画や、広い意味で『デッドプール』的な“パロディ精神”にもつながる金字塔と言われています。
『ファントム・スレッド』(2017年)
ポール・トーマス・アンダーソン監督による、英国仕立屋と若い女性の歪んだ愛を描くドラマ。ここで印象的なのは、ヒロインが毒キノコを使って意図的に恋人に食中毒を起こさせるシーン。華やかなオートクチュールの世界と、背後に漂う不穏な空気が絶妙にマッチしています。ラストシーンの解釈も含めて考察好きにはたまらない作品ですね。私も最近Blu-rayを買って見返そうと思っていたのですが、なんだかんだ観られておらず。回復した今こそじっくり再鑑賞したいところです。
映画&猫エピソード
今回のように体調を崩すと、改めて映画を“元気で鑑賞できる幸せ”を痛感します。胃が痛くて頭が朦朧としていると、映像どころか音や光すらしんどくなるんですよね。そんな中、わが家の猫・はるはいつも通りマイペースで「大丈夫?」と顔を覗きこむでもなく、布団の上で気持ちよさそうに丸くなるばかり。それでも、夜中に目が覚めて苦しいときに、はるが横で眠っているのを見て「この子は健康で良かった」と少し和んだりもしました。
映画と猫はまったく性質が違う趣味に見えて、「人の心を癒やす」という点ではなんとなく近しい存在なのかなと感じることもあります。作品の世界観に浸っているだけで何となく気が紛れるように、猫を見ていると悩みがちょっと遠のく気がするんです。今は体調も戻ったので、はるにはお礼にちゅ~るを進呈しつつ、ようやく「ナイスデイズ」を含めた積み映画を消化していこうと思います。

まとめ:健康第一で映画を楽しもう
映画の中には、食あたりや食中毒が笑いのネタになったり、物語を一気に動かすキッカケになったりといろんな活用法がありますが、実際に自分が体験してみると笑えないものです。特に牡蠣は加熱しても油断禁物。みなさんもぜひご注意を。
アカデミー賞シーズンなど、見逃せない新作や話題作がたくさん公開されるときこそ、体調管理が大事だなと身にしみました。映画館へ行くにも、基本的には健康じゃないと楽しさも半減しますしね。ぜひみなさんも健康には気を配りながら、映画ライフを満喫していただけると嬉しいです。
今回ご紹介した『フライングハイ』や『ファントム・スレッド』など、食中毒シーンが印象的な作品はほかにも色々あります。お気に入りを探してみるのもまた一興。最後までお読みいただきありがとうございました。コメントもお待ちしております。それでは、また次回の「ねことシネマ」でお会いしましょう。
外部リンク
- IMDb『Flying High!』
- IMDb『Phantom Thread』
キャストやスタッフの詳しい情報、ユーザーからの評価やレビューなどが充実しています。英語サイトですが、作品の撮影秘話やTrivia(トリビア)も多く、さらに深く知りたい方にはおすすめです。